“クロスメイク事業” スタートのきっかけと今後の展望
「建築現場の仕事＝男性の職業」というイメージが、まだ強いように思います。最近では、女性の進出も少しずつ進んでいますが、まだその数は少ないように思います。家事の大半を担い、住まいへのこだわりが強いのは女性であるのに、そのギャップに違和感を感じていました。現場の仕事が好きではあるものの、固定観念に流されていました。そんなある日、壁紙・クロスを “塗り替える” という方法があることを知りました。既存の壁紙の上に専用の塗料を塗布することによりキレイに再生する新しい工法で、壁紙は張り替えるものという「固定概念」を覆す画期的な工法です。
リフォーム業に関しては、1つの会社が一括して請け負い、下請けに出すと言う方法が一般的です。そのため、大工さんも、畳屋さんも、クロス屋さんも、みんなリフォーム工事全般を取り扱っていると言いますが、自分の本業以外は、すべて下請けに出しているのです。確かに、自社の利益を考えればこのやり方は合理的ですが、お客様のことを考えるとあまり良いやり方とは言えません。なぜなら、自分の本業以外のことに関しては、お客様のニーズをくみ取った具体的な提案ができないからです。そのため、弊社では、信頼できる他の専門業者を紹介するという方法をとっています。（挑戦はまだ始まったばかりですが、徐々にご提供できる情報を増やしていきます。）お客様が、自分の目で施工する職人を選べる仕組みをつくっていきたいと考えています。
また、ニーズはあるけれどもどこの業者もあまりやっていない小さな仕事もたくさんあると言うのがわかってきました。DIYが好きな方ならご自分でされるのかもしれませんが、すべての方がそうではありません。将来的には、そういったお客様のニーズにも対応できる体制を整えていきたいと考えています。
“経営コンサルティング事業” スタートのきっかけと今後の展望
人にそれぞれ個性があるように、会社(組織)にもそれぞれ個性があると考えています。一人一人に使命があるように、会社(組織)にもそれぞれ使命があると思っています。人がその人“らしく”あるように、会社(組織)もその会社(組織)“らしく”あるためのお手伝いをさせていただきたいと思ったのが、この事業をスタートさせたきっかけです。
世の中には多くのコンサルティング会社がありますが、それぞれに専門分野があり、トータル的な相談ができるところはあまり多くありません。他社の成功パターンを見習うよう奨励されることが多いですが、一生懸命見習おうとしてもなかなかうまくいかなかったり、たとえ表面的にはうまくいっているように見えても、満足感が無いということが往々にしてあります。その原因の1つは、会社(組織)の個性を無視していることにあります。根本的な問題を無視して、表面上の課題にだけ対処しようとしているからです。
弊社が目指すのは、経営者の「良きメンター」であることです。誰に相談していいかわからない、何が問題かわからない、お金も時間もない、そういった悩みを抱えておられる経営者の方のコンセルジュとして、少しでもお役にたちたいと願っています。
